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異彩ノ雫

第19章  八ノ月 ④




雨が洗い流した夜気の中

月明かりが

隠した想いを照らし出す



逢いたい……



零れた言葉は

宙に浮き

おののきながら消えてゆく



今宵の酒は…胸を焦がす







【ひとりごと】




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