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異彩ノ雫

第207章  五ノ月 Ⅱ ④




ほの白い明かりを手に掬い

星の命に思いをはせる時

愛しいものたちが浮かびくる



かすかな痛みとおののきの中

寄り添う想い出は

いつの時も優しく 儚く

少し哀しい



この光が生まれた時

あなたは

私は

どこにいたのだろう…







【光年】


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