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異彩ノ雫

第212章  六ノ月 Ⅲ ②




雨音を遠くに聞きながら

キャンドルを灯す夜

どこからの風か

炎が揺らぎ影が震える



私はラベンダーの芳香を胸に満たし

ソファに深く

画集を眺めるあなたの膝で

夢をみる…







【微睡み】


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