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異彩ノ雫

第218章  六ノ月 Ⅲ ⑤




時間という名のグラスに

満たした夢を

飲みほしたのはいつのことだったか…




酔い心地で過ごした日々が

遠去かる



夢見た夢は青い鳥

見つけた夢は愛しいあなた



僕は

新たなグラスに想いを満たし

ふたりのテーブルに灯りをともす







【グラス】


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