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異彩ノ雫

第219章  七ノ月 Ⅲ




闇を縫い 流れるボサノバの調べ…

波のように寄せては

胸の憂いをさらい星を残す



少しの気だるさに洩れる吐息を

テキーラが

喉を灼きながら火をつける





夜の色が、深紅に燃え立つ…







【ボサノバ】



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