テキストサイズ

異彩ノ雫

第26章  九ノ月 ③




淋しい…と、声を洩らせば

星が笑う

風が涙を散らしてゆき過ぎる



遥かに渡る夜間飛行の

点滅に手を伸ばし

君住む街へと軌道を描く



焦がれる想いをのせてゆけ…







【夜間飛行】


ストーリーメニュー

TOPTOPへ