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もし国民的アイドルのマネージャーが風俗嬢だったら

第9章 菜々子VS潤

「真子ッ!?」

潤は咄嗟に私の性器から手を引いた。

「なに……これ……潤……何をして……」

真子の声は震えていた。

私は遅ればせながら
バスタオルを身体に巻き付けた。

「真子……おまえ朝来るんじゃ……」
「話反らさないでよ……何をしていたかと
聞いてるの……」

潤は私の手を引くと肩を抱いた。

「何って……見ての通りだよ」

「バシッ!!!」

井上真子は潤の横っ面を思い切り叩いた。

「メールくれた大事な話ってこのこと?」

メール……

大事な話……

私とこうなる以前のやり取りだろう。

関係ない。

潤は私と向き合おうとしている。

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