
嵐しょーせつ。Part2
第70章 居心地
俺は家に帰ってソファーに顔を埋めた。
そして、おもむろにテレビつけたらニノの番組をやっていた。
「ニノくんは、メンバーと本当に仲良しですよね笑笑」
和「ありがとうございます笑笑嬉しいなぁー笑笑」
「特に相葉くんと笑笑」
和「あの人とはずっと一緒にいますからね笑笑」
「と言いますと?」
和「あの人とはジュニアの頃から仲がいいんです。もう俺の隣には当たり前になっていますね笑笑ウザいくらいの笑顔が本当に好きなんです笑笑」
「雑誌で仲が悪いって書いてましたけど、、、」
和「あー、あれは言葉の綾です笑笑ケンカするほど仲がいいって言うじゃないですか、、、俺らケンカしたことなくて、、、仲が悪いって言ったファンの人たちどう解釈するのかなって笑笑他のグループは、ケンカするっていうより揉めるとも聞くんですけど、揉めることもなくて、、、」
(ニノ、、、あれっておれの悪口じゃなかったんだ)
和「ケンカしたら絆も生まれるって言うけど、俺らは違う方法で絆が生まれていくんだと思います笑笑俺らはたぶん、ケンカしたらそこで終わり。解散までいくと思いますよ笑笑」
「あははっ笑笑じゃあ、これからもケンカなしで頑張ってくださいよ?笑笑」
和「ふふっ笑笑それは言われなくてもわかってますよ笑笑」
(はぁ〜〜俺、何やってんだろ、、、仕事ドタキャンまでして、、、俺の勘違いだったのに、、、)
(本当バカ。みんなが俺のことそう思ってるはずなんてないのに、、、、)
俺はもう泣きそうで、ソファーにまた顔を埋めた。
ピーンポーンっ!
(ん、、、誰だろ、、、)
俺はすぐドアの方に向かい、開けた。
