もしも願い 一つだけ叶うなら
第1章 現状
大野side
嵐になってからメンバー同士で喧嘩をしたことがない。言い合いになり、ピリっとした空気になることは何度もあるけど全員大人なのか、冷めてるのか、手を上げたことがない。
俺は基本、怒ることもないしキレることはない。俺よりみんなが年下だからってこともあるけど、
そんな態度すら見せたことがない。
けど今回ばかりはニノのために厳しいところを見せた。普段見せたことのない態度だし、本気でやったから怖がらせたかもしれない。ニノを布団から引っ張り上げた時、手が震えてた…
これから一緒の部屋で寝てくれないだろうな…
リハーサル前の準備運動中にこんなことを考えてたら、翔ちゃんが俺の肩を叩いてきた。
翔「いつまで準備運動すんの?リハ始めるよ」
完全に周りが見えてなかった、慌てて床から立ってリハーサルが始まる。
----------------------------------------
翔「ああ…忘れてる」
相「もう、何でなんだよ」
ニノは一人余裕で間違えることなく、しばらく踊っていない曲を平然と踊っている。
松潤「ニノはホントすごいな…」
みんな、肩で息をしながらニノを見ている。
ニノ「忘れないだけだよ」
聞いた相手を間違えた…
振付師「まだ最初の一曲だよ、今日は3曲は覚え直ししないと間に合わないよ。新しいことすんでしょ?」
潤「ああ、くそ。さっ、やろう」
声をかけられて、全員であたまから踊り直し…
----------------------------------------
3曲振り直しが終わったら時間は18時になっていた。
どんだけ踊らすんだよ、もう、動けない…
翔「どんだけ踊んだよ」
相「もう動けない…」
ニノ「あああ…もう、やだ」
智「しんどいな…」
潤「きついな…」
全員が床に倒れ込んでいると…
振付師「お疲れさん、明日もあるからね。翔ちゃんと相葉ちゃんは細かいところ忘れないでね。
じゃあ、明日ね」
翔・相「「はぁ~い…」」
床にへばっている姿をみてスタッフが笑っている。
いや、お前らもやってみろって言いたくなった…
ジュニアだと休めるけど、出ずっぱりはしんどいな。
今日はここまでとなったので、みんなでまた合宿所に戻る。
汗だくだし、気持ち悪い、風呂入りたい。
嵐になってからメンバー同士で喧嘩をしたことがない。言い合いになり、ピリっとした空気になることは何度もあるけど全員大人なのか、冷めてるのか、手を上げたことがない。
俺は基本、怒ることもないしキレることはない。俺よりみんなが年下だからってこともあるけど、
そんな態度すら見せたことがない。
けど今回ばかりはニノのために厳しいところを見せた。普段見せたことのない態度だし、本気でやったから怖がらせたかもしれない。ニノを布団から引っ張り上げた時、手が震えてた…
これから一緒の部屋で寝てくれないだろうな…
リハーサル前の準備運動中にこんなことを考えてたら、翔ちゃんが俺の肩を叩いてきた。
翔「いつまで準備運動すんの?リハ始めるよ」
完全に周りが見えてなかった、慌てて床から立ってリハーサルが始まる。
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翔「ああ…忘れてる」
相「もう、何でなんだよ」
ニノは一人余裕で間違えることなく、しばらく踊っていない曲を平然と踊っている。
松潤「ニノはホントすごいな…」
みんな、肩で息をしながらニノを見ている。
ニノ「忘れないだけだよ」
聞いた相手を間違えた…
振付師「まだ最初の一曲だよ、今日は3曲は覚え直ししないと間に合わないよ。新しいことすんでしょ?」
潤「ああ、くそ。さっ、やろう」
声をかけられて、全員であたまから踊り直し…
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3曲振り直しが終わったら時間は18時になっていた。
どんだけ踊らすんだよ、もう、動けない…
翔「どんだけ踊んだよ」
相「もう動けない…」
ニノ「あああ…もう、やだ」
智「しんどいな…」
潤「きついな…」
全員が床に倒れ込んでいると…
振付師「お疲れさん、明日もあるからね。翔ちゃんと相葉ちゃんは細かいところ忘れないでね。
じゃあ、明日ね」
翔・相「「はぁ~い…」」
床にへばっている姿をみてスタッフが笑っている。
いや、お前らもやってみろって言いたくなった…
ジュニアだと休めるけど、出ずっぱりはしんどいな。
今日はここまでとなったので、みんなでまた合宿所に戻る。
汗だくだし、気持ち悪い、風呂入りたい。