もしも願い 一つだけ叶うなら
第1章 現状
二宮side
風呂から帰ってくると部屋の中から話声が聞こえる。
誰か来てるのかなと思ったけど、電話してるみたいだった。
終わるのを待ってから中に入ろうとドアの前で待ってた。
聞きたくなくても聞こえる会話…彼女だ…
智『好きだよ…』
なんか胸が痛い…なんでだろう。
彼氏なんだからそれぐらい言うよな、でもなんか聞きたくなかったな…
なんかショック…
ショック??
は?ちょっと待て!なんでショック受けてだよ。
俺、大野さんを意識してる…?
いや、あの大野さんだぞ…ボーっとした…
キスされて感情が不安定なだけだよな…
本気で怒られて動揺してるだけだよな…
大丈夫大丈夫…
電話が終わったみたいなので部屋に入ると大野さんが動揺してる。
ほら、いつも通りの大野さんだ。
彼女との会話を聞かれてたと思ったみたいだから聞いてたと言ってやった。
その後、なんとも言えない空気が流れている…
俺は大野さんと話せば話すほど機嫌が悪くなってくる。大野さんは何も悪くない。
悪いのは俺、自分の気持ちが整理できない…説明できない。
俺が怒ってると思って、心配して聞いてくれた言葉にも素直に返事できない。
どうすんだよ…
大野さんの機嫌も悪くなって、それ以上会話が続かなくて寝てしまった。
俺は寝ようとして全然、寝れない。
朝のことを思い出してしまう…
今まで見たことがないを知って大野さんを意識してるのかな…
もしかして好きなのか…
意識する理由もそれなら説明できる?
自分の気持ちも理解できない、この捻くれた性格を自分でも持て余してしまう…
寝ている大野さんに近づいて、顔を覗いてみる。
寝顔の可愛さに触りたくなる。普段ぼーっとしている大野さんなのに…
何でアンタはあんなことができんだよ。
俺のためだってことも理解できる、でも口が説明すればいいのに??
俺の頭では理解できない。気持ちも説明できない。
でもこの人を意識してしまう…
ほら、この無防備な顔…俺にあんなことするのに自分はいいの?
ほっぺにキスぐらいはいいかな…気づかれないようにゆっくりと頬にキスする。
あれ…涙が出てきた…
俺…この理解不能な人が好きなんだ…
男なのにどうすんだよ…どうにもならないのに…
風呂から帰ってくると部屋の中から話声が聞こえる。
誰か来てるのかなと思ったけど、電話してるみたいだった。
終わるのを待ってから中に入ろうとドアの前で待ってた。
聞きたくなくても聞こえる会話…彼女だ…
智『好きだよ…』
なんか胸が痛い…なんでだろう。
彼氏なんだからそれぐらい言うよな、でもなんか聞きたくなかったな…
なんかショック…
ショック??
は?ちょっと待て!なんでショック受けてだよ。
俺、大野さんを意識してる…?
いや、あの大野さんだぞ…ボーっとした…
キスされて感情が不安定なだけだよな…
本気で怒られて動揺してるだけだよな…
大丈夫大丈夫…
電話が終わったみたいなので部屋に入ると大野さんが動揺してる。
ほら、いつも通りの大野さんだ。
彼女との会話を聞かれてたと思ったみたいだから聞いてたと言ってやった。
その後、なんとも言えない空気が流れている…
俺は大野さんと話せば話すほど機嫌が悪くなってくる。大野さんは何も悪くない。
悪いのは俺、自分の気持ちが整理できない…説明できない。
俺が怒ってると思って、心配して聞いてくれた言葉にも素直に返事できない。
どうすんだよ…
大野さんの機嫌も悪くなって、それ以上会話が続かなくて寝てしまった。
俺は寝ようとして全然、寝れない。
朝のことを思い出してしまう…
今まで見たことがないを知って大野さんを意識してるのかな…
もしかして好きなのか…
意識する理由もそれなら説明できる?
自分の気持ちも理解できない、この捻くれた性格を自分でも持て余してしまう…
寝ている大野さんに近づいて、顔を覗いてみる。
寝顔の可愛さに触りたくなる。普段ぼーっとしている大野さんなのに…
何でアンタはあんなことができんだよ。
俺のためだってことも理解できる、でも口が説明すればいいのに??
俺の頭では理解できない。気持ちも説明できない。
でもこの人を意識してしまう…
ほら、この無防備な顔…俺にあんなことするのに自分はいいの?
ほっぺにキスぐらいはいいかな…気づかれないようにゆっくりと頬にキスする。
あれ…涙が出てきた…
俺…この理解不能な人が好きなんだ…
男なのにどうすんだよ…どうにもならないのに…