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Liar Game 〜1×5〜

第2章 きっかけ



聖輝「すみません…家まで送ってもらって…」


櫻井「いいよ、気にしないで。」


聖輝「あの…今日はありがとうございました。」


櫻井「えっ?」


聖輝「僕…大学入ってから一人暮らししているんですけど…一人でご飯食べるのが寂しくて…」


聖輝「でもこうして、縁があって櫻井さんと一緒にご飯食べられて…本当に嬉しかったです!」


櫻井「いやいや、お礼を言うのはこっちの方だよ。」


櫻井「美味しいご飯をありがとう、ごちそうさま。」


聖輝「んふふ…はい…///」


顔を真っ赤にさせながら頷くきみ。


本当に可愛いなぁ……


櫻井「えっと…あの道右だっけ?」


聖輝「はい、右に曲がってずーっとまっすぐ走ったら僕のお家です。」


櫻井「了解。」


聖輝「はぁ…楽しかったぁ…」


櫻井「俺も、すごく楽しかったよ。」


聖輝「…また…ご飯作ってあげたいなぁ……」


櫻井「えっ?」


聖輝「…えっ?あっいや!あの…かっ彼女さんといつまでも仲良しでいてくださいね!」


櫻井「あっうん…」


聖輝「えへへっ…」


櫻井「……よしっ着いたよ。」


聖輝「あっ、ありがとうございます!」


櫻井「じゃあまた仕事で会ったらよろしくね。」


聖輝「はい!今日はありがとうございました!」


櫻井「こちらこそ、気をつけてね。」


聖輝「はい!おやすみなさい。」


櫻井「おやすみ。」


涼野くんは手を振ってアパートに帰って行った。


櫻井「さてと、タバコ買って帰るか…」

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