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Liar Game 〜1×5〜

第5章 罠



〜♪♪


聖輝「あっ…」


櫻井さんからLINEが来た。


櫻井『さっきは変なこと言ってごめん。ニノは演技派だから嫌いな人に対しても普通の態度してるから、涼野くんも平然な態度でね。松潤の為にも。』


聖輝「!?」


松本「どうしたの?」


聖輝「えっ?!あっいや…かっ火曜日櫻井さんにご飯作る約束してるんです!」


松本「火曜日?へぇ〜ご飯作ってあげるんだ。」


聖輝「はっはい!カレーが食べたいって…」


松本「カレーかぁ…ワンパターンだけどトッピング変えるだけで工夫できるよね。」


聖輝「そっそうですね!」


二宮「……。」


そうだ…松本さんの為にも平然な態度でいなきゃ…!!


聖輝「あっあの!にっ…二宮さんって…お料理しますか…?」


二宮「いや、全然。」


聖輝「そっそうですか…」


松本「だったらさ、かずも涼野くんにご飯作ってもらったら?」


聖輝「えっ?!」


二宮「いいですよ、お節介は嫌いなんで。」


松本「そんなこと言うなよ、翔さんも言ってただろ?涼野くんが作ったご飯美味いって。」


二宮「結構です。」


聖輝「……。」


どこが普通の態度なの…


こんなの僕のこと嫌いだって言ってるようなもんだよ…


松本「…そっそうだ、乾杯しよう!な?」


聖輝「そっそうですね…」


二宮「……。」


松本「じゃあ…乾杯!」


聖輝「乾杯…」


二宮「……。」


松本「…えっと…そっそうだ!自己紹介しよう!」


二宮「は?何でよ?」


松本「だって…お互いのことあんまり知らないだろ?だから…」


二宮「ハァ…嵐の二宮和也です。よろしく。」


松本「えっそれだけ…?」


二宮「他に何言うのよ?」


松本「いや、趣味とか…」


二宮「ゲーム、以上。」


松本「……。」


聖輝「あっあの、涼野聖輝です…えっと趣味は…お料理することと…可愛い小物を集めることです。よろしくお願いします。」


松本「へぇ〜可愛い小物ってどんなの?」


聖輝「はっはい!あの、キーホルダーとか写真立てとか…」


松本「へぇ〜可愛い趣味だね。」


聖輝「あっありがとうございます…///」

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