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二宮「ふふっ…」


聖輝「なっ何ですか…？」


二宮「いや、翔ちゃんのこと思い出して。」


聖輝「えっ？」


二宮「この間さ、翔ちゃんと飲んでたのよ。そしたらさ…見せてくれたよ。」


聖輝「なっ何をですか…？」


二宮「キスマークだらけの身体。」


聖輝「えっ？？！」


二宮「あははっ！酔ってる時にお前に襲われたって言ってたなぁ〜」


なっ何で…どうしてそのこと…


2人だけの秘密だって言ってたのに…！！


二宮「あれ？反論しないってことは…認めるんだ？」


聖輝「いっいや、それは……」


二宮「へぇ〜…新人ジャニーズが酔った先輩に夜這いするなんて…随分生意気なことするんだな。」


聖輝「よ…ばい…？」


二宮「だってそうだろ？酔って寝た翔ちゃんにキスマーク付けたんだから。」


聖輝「そっそれは…その…」


二宮「俺さぁ…その話聞いてさ、すげぇムカついたのよ。」


二宮「調子乗ってるなぁ〜って思って。」


聖輝「ちょっ調子なんて乗ってな」


ガシッ！！


聖輝「やっやぁ？！痛い…！！」


二宮「お前見てると本当イライラする。」


聖輝「！！？」


二宮「苦労を知らないガキが…突如現れてしゃしゃり出ては俺達の翔ちゃんに手出しやがって…本当マジで……地獄に堕ちろ。」


聖輝「？？！」


『地獄二堕チロ。』


聖輝「そっそれ…！！」


二宮「なに？誰かに言われたことあるの？」


聖輝「あっあの…嫌がらせの電話…二宮さんの仕業だったんですか…？」


二宮「はぁ？何のこと？」


聖輝「『地獄二堕チロ。』って…非通知でかけてきて…！！」


二宮「知らないね。」


聖輝「でっでも…地獄に堕ちろって…！！」


二宮「それさ、俺がやった証拠でもあんの？」


聖輝「しょっ…証拠……」


二宮「証拠もないのに犯人扱いしないでくれる？」


確かに二宮さんが犯人だという証拠はない。


でも…『地獄二堕チロ。』ってフレーズ…


そう簡単に出てくるものだろうか…