Liar Game 〜1×5〜
第10章 鎖
櫻井「…俺が亜希のこと放ったらかしにしてたから…松潤…亜希の相談に乗ってただけなんだ…」
大野「えっ?」
櫻井「俺さ…仕事仕事で亜希にかまってやれなくて……浮気もした。」
相葉「浮気…?」
櫻井「だから…亜希が落ち込むのも…松潤が亜希に手を差し伸べたのも……全部は俺の責任なんだ。」
二宮「翔ちゃん…」
櫻井「ごめんな、松潤…お前は何にも悪くないのに……俺がしっかりしていたら…こんな記事もなかったのに…!!」
相葉「翔ちゃん!泣かないで?翔ちゃんのせいじゃないよ?」
櫻井「いや、俺のせいだよ…俺が亜希ともっと早く向き合っていたらこんなことにならなかったんだよ…」
松本「翔さん……ごめんなさい……」
櫻井「…仕方ねぇよ…今はあの記事を何とかしないとね…」
大野「記事……」
相葉「無理だよ!撮られたらおしまいじゃん!」
二宮「事務所に何とかしてもらう手もなくはないですけどね…」
相葉「また事務所に迷惑かけるの…?」
櫻井「雅紀の言うとおりだ、ここは俺達で何とかしないと……」
二宮「何とかってどうするの?もう撮られたら終わりでしょ?」
櫻井「…せめて…松潤だけでも助けてやりたいんだけど……」
松本「翔さん……」
大野「……ニノ、行かなくていいの?」
二宮「……お疲れ様です。」
松本「お疲れ…」
時計を確認したかずは一足先に楽屋を出た。
相葉「あーあ!何か気分悪…かーえろっと!」
櫻井「ごめんな、雅紀…」
相葉「違うよ!翔ちゃんのせいじゃないって!悪いのは…松潤なんだから!」
松本「…ごめん……」
相葉「お疲れ!」
大野「お疲れ。」
続いてまーが楽屋を出た。