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Liar Game 〜1×5〜

第10章 鎖



聖輝「ふわぁ〜…眠い……」


大学の課題をやっていたら、いつの間にか0時過ぎていた。


聖輝「来週提出だからまた今度やろ……」


ピンポーン


聖輝「へっ?」


こんな夜中に誰だろう……


聖輝「はーい…」


僕はモニターを確認した。


しかし……


聖輝「あれ?誰も写ってない…」


モニターの画面には誰1人写っていなかった。


聖輝「おかしいなぁ…あのチャイムはエントランスの方の音なのに…」


間違えて押しちゃったのかな?


聖輝「まぁいいや…寝よ……」


ピンポーン


聖輝「へっ…?」


ピンポーン


聖輝「こっこの音は……」


ピンポーン


聖輝「?!」


家のチャイムの音だ!!


聖輝「はっはーい!」


こんな夜中に誰だろう…


ガチャガチャッ!!


聖輝「??!」


ガチャガチャガチャッ!!


ガチャガチャガチャッ!!


聖輝「やっやぁぁっ!!」


突然ドアノブをガチャガチャする音が響いてきた。


ガチャガチャガチャッ!!


ガチャガチャガチャッ!!


聖輝「やっやめて…!!」


ピンポーン


ピンポーン


ガチャガチャガチャッ!!


ガチャガチャガチャッ!!


聖輝「けっ警察…!!」


ドンドンドンッ!!


聖輝「ひぃっ!!」


ドンドンドンッ!!


ピンポーン


ピンポーン


ドンドンドンッ!!


聖輝「……。」


ダメだ…このままだったら近所に迷惑がかかる…!!


ドンドンドンッ!!


ドンドンドンッ!!


聖輝「…っ!!」


僕は意を決して、そばに置いてあった傘を持って勢いよくドアを開けた。


ガチャッ!!


聖輝「誰??!」




















ドアを開けるとそこには…


















































誰もいなかった。

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