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連れて来られたのはビジネスホテルの2人部屋。


大学から一番近い場所のホテルを探して、部屋を取ってくれた。


櫻井「しばらくここで生活しよう。」


聖輝「…はい……」


櫻井「お腹空いたなぁ…何かコンビニで買って来ようか？」


聖輝「…ぃや…」


櫻井「えっ？」


ギュウゥ…


聖輝「いや…行かないで……」


櫻井「涼野くん…」


聖輝「……。」


櫻井「…大丈夫だよ、俺はここにいるから。」


聖輝「…何処にも…行かないでくださいね…？」


櫻井「うん、行かないよ。」


聖輝「…僕も一緒に行きます…」


櫻井「うん、行こっか。」





僕は今日一日、櫻井さんに密着していた。










そばにいないと落ち着かなくて……










それに…怖くて……










でも、もしかしたら1番の理由は……










櫻井さんを僕から離れないように見張っていたのかもしれない……




















僕はもう完全に


















































櫻井さんに恋をしている。