Liar Game 〜1×5〜
第13章 生け捕り
〜相葉side〜
松本「ありがとう、時間作ってくれて…」
相葉「本当に泊まらなくて大丈夫?」
松本「うん、明日も早いから…」
相葉「そう…気をつけてね。」
松本「うん…じゃあ…」
そういうと、松潤は俺の家から出て行った。
相葉「〜♪〜♪」
プシュッ
相葉「ゴクゴク…ぷはぁっ!」
いやぁ〜、松潤ったら面白いこと聞くよね!
何で俺と涼野くんが芸能活動の場所以外で会ったことを知ってるの?
そんなの簡単だよ。
きみが俺に教えてくれたんじゃん!
だって、松潤が勝手にペラペラ喋り出すんだもん。
俺も最初ははいはいってさらりと受け流しながら話聞いてたけどさ…
松本『俺さ…涼野くんと再会した時…ちょっと運命感じたんだよね…』
この言葉を聞いて、ぴくってなったんだよね。
『運命』
まさかこんなところでその言葉を聞くとはね、思わなかったよ。
で、その時にビビっと来ちゃったんだよね〜!
嵐を潰せる絶好のチャンスが来たって。
相葉「んふふ♪」
さてと、そろそろ1人…
本格的に壊れていくね。
1人が壊れたら、連鎖するように次から次へとボロボロに崩れ落ちる…
そう、これこそが俺の理想。
みんな仲良く壊れてしまえばいいんだよ。
相葉「みんな…一緒に逝こうね。」
俺は残っていたスルメを手に取り、思いっきり噛みついた。