Liar Game 〜1×5〜
第13章 生け捕り
〜二宮side〜
シュボッ……
「ふぅ……」
二宮「珍しいですね、タバコ。」
「あぁ…ちょっとな……」
二宮「家では禁煙中の育メンなのに。」
「ははっ、演じてるだけだよ。」
二宮「ふふっ、そういう強がりなところ…好き。」
ギュッ
「かず……」
二宮「んふふっ」
「…なぁかず…お前…本当にやるのか？」
二宮「えぇ、やりますよ。」
「引き返すなら今だぞ？お前にはまだまだ未来がある…」
二宮「性癖持ってる時点で未来なんてねぇよ。」
「でも……」
二宮「お願いしますよ…」
チュッ
二宮「ね？」
「…かずの言うことなら…聞くしかないな…」
二宮「んふふっ、ありがとうございます。」
いよいよこの時が来た。
俺の心を満たすために……
「なぁかず…」
ギュッ
「これからも…ずっと俺と一緒にいてくれるよな？」
二宮「うん…一緒にいる……」
「愛してる……」
二宮「んっ…あぁんっ……」
楽しみだ…
サディストになれることが……
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える