テキストサイズ

Liar Game 〜1×5〜

第3章 出逢い、そして再会



聖輝「すみません…お泊まりすることになっちゃって…」


櫻井「いいよ、終電無いなら仕方ないでしょ?」


聖輝「すみません…」


申し訳なさそうに俯いてる。


あぁ…可愛い…


早く手出したいなぁ…


櫻井「…ごめん、水入れてきてくれる?」


聖輝「あっはい!」


コップを受け取ると、いそいそとキッチンへ向かい、水を入れてこっちに持ってきてくれた。


櫻井「ありがとう…ゴクゴク…」


聖輝「大丈夫ですか…?」


櫻井「ゴクゴク…はぁっ…うん…ありがとう…」


聖輝「いえいえ、僕にできることがあれば何でも言ってくださいね?」


櫻井「…ねぇ…涼野くん…」


聖輝「はい。」


櫻井「…甘えていい?」


聖輝「えっ?」


俺は涼野くんの肩に頭を乗せる。


櫻井「だめ…?」


聖輝「あっいえ…僕でよければ…」


櫻井「ありがと…」


俺は涼野くんの首元に顔を沈めるように抱きついた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ