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聖輝「よいしょっと……」


小さな身体で俺を運んでくれている。


演技だってことも知らずに…


櫻井「ハァ…ありがと…」


聖輝「いえいえ、ゆっくり休んで」


ドンッ！


聖輝「わぁっ？！」


ボフッ


聖輝「痛た…櫻井さ…んんっ？！」


倒れた勢いでキスをする。


櫻井「んっ…クチュ…クチュ…」


聖輝「ふぅっん…はぁっ…んんっ…」


櫻井「クチュ…んっ…クチュ…」


聖輝「んんっ…はぁん……」


櫻井「……。」


もしかしてディープキスやったことないのか。


下手くそ過ぎて笑いそうになった。


聖輝「ハァ…ハァ…櫻井さん……」


櫻井「……。」


聖輝「ハァ…ハァ………スー……」


櫻井「………。」


落ちた。


睡眠薬が効いたか…


よろけた芝居をしたと同時に口の中にタブレット式の睡眠薬を仕込んでおいた。


それを口移しで涼野くんに飲ませる。


さすが即効性、効き目が早い。










さぁて










ここからが物語の醍醐味。










一番盛り上がるところだよ。










ねぇ？










涼野くん。