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花音学園腐男子恋愛日常-後編-

第2章 ~再戦する2人~

「僕は、自分の時間を部活に費やしたくないのよ」

「あら、残念」

「空も泳ぐの速いよな」

研磨君が、空君の泳ぎの感想を言う。

確かに、空君とブレとバッタは綺麗なフォームで速い。

「空君も、マネージャーより泳ぐメンバーに入れば良いのに」

僕が言うと、空君は首を横に振る。

「ううん、僕はメンバーで泳ぐよりサポートする方が好きなんだよ」

「そうなんだ」

着替えが終わったあと、チャイムが鳴って昼休みの時間がやってくる。

僕は、研磨君と工藤君と堀川君と空君と一緒に、弁当と水筒も持って屋上へ向かった。

◇花音学園6階・屋上のドアの前◇

「空君、みんなもこんにちは♪」

屋上のドアの前に着くと、水泳部の人達が居て部長さんが笑顔で、僕達に挨拶をしてきた。

「青島(あおしま)先輩、こんちはっす」

「「「「ちはーっす」」」」

僕に続き、研磨君達も青島先輩に挨拶を返す。

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