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花音学園腐男子恋愛日常-後編-

第2章 ~再戦する2人~

◇花音学園4階・1年C組◇

「歩って、泳ぐの早かったんだな」

水泳の授業のあと、教室で着替えながら研磨君が話しかけてきた。

「小学5年生から水泳習ってるから
でも、水泳部の人達よりかは劣るかな」

そう言いながら、1人のクラスメートを見る。

「空(そら)君、僕の泳ぎどうだった?」

「歩君のフリーとバック、綺麗なフォームで早かったし是非とも水泳部に入ってほしいよ」

彼は、白雲空(しらくもそら)君。

病気で5月の末まで入院していた空君は、6月から登校して来たクラスメートで友達。

席は、研磨君の前で研磨君も空君と友達になった。

空君には、研磨君に関する事は一通り説明してある。

元ヤンであること、クラスでの現状を説明しても普通に受け入れてくれた。

あと、空君は水泳部にマネージャーとして入部していて、中学の時もマネージャーとして水泳部だったみたいだ。

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