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花音学園腐男子恋愛日常-後編-

第2章 ~再戦する2人~

「いったい、いつまでバトれば気が済むの?
萌えCPの地雷に関しては、仕方ないとしてもそれを理由に格闘戦する必要ある?ないよね?違う?どうなの?答えてよ?」

ヤバい、歩の奴マジギレっぽい…。

怒鳴ったり感情的になるタイプじゃなくて、静かに怒りを顕にするタイプだ。

「あの、兄さん…。」

真が、ビビって狼狽えてるのを見ると、どうやらマジギレみたいだな。

「兄さん、ゴメンなさい…。」

「歩、ゴメンな…。」

真と俺は歩に謝る。

「じゃあ、もう2度とCP論争を理由で格闘戦はしないって約束して」

「えっ」

「それは…。」

正直それは、CP論争時に興奮してまた格闘戦へ、発展してしまう場合があるから何とも言い難い。

「へぇ、出来ないんだ」

「約束するよ
もう、2度とCP論争を理由に格闘戦はしない
ですよね、研磨さん?」

真に同意を求められる。

「あぁ、絶対にしない」

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