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花音学園腐男子恋愛日常-後編-

第5章 ~鮮血の最終曲(フィナーレ)~

◇日向家2階・歩の部屋◇

-歩視点-

「……。」

どうしよう、今の真なら空手でドアを破壊しかねない…。

適当に、話しながら時間稼ぎをするしかないか…。

「真
僕は、お前の事を弟しか見れない」

『兄さん、研磨さんと別れて僕と一緒になろうよ』

真、お前の事は弟としては大好きだよ…。

でも、今の真に何を言ったって無駄だって事が、苦しくて痛いほどわかった…。

もう、以前の仲良しブラコン兄弟ではいられない…。

「僕は、大好きな研磨君と一緒になる
研磨君の事を愛してるんだ」

『兄さん、まだそんな事を言ってるの?
兄さんと僕は、1つになったし兄さんの中には僕の精液が染み込んでるんだよ』

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