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花音学園腐男子恋愛日常-後編-

第5章 ~鮮血の最終曲(フィナーレ)~

真の衣類と周囲の床は鮮血色に染まり、あちこちに血が飛び散っている。

「真、もうやめろ!!」

真に近付くが、持ってた包丁で切りつけられる。

「ぐッ…。」

真に切りつけられ、右腕を怪我した。

「あはは、もうすぐ…僕は、出血多量で死ぬ…だけど、アンタも道連れだあぁあああああッ!!」

真は、叫びながら包丁を俺に向けて突進して来る。

避けようとしたけど、右腕に痛みが走って一瞬動きを止めてしまう。

「死ねえええええッ!!」

「がはッ…。」

俺も歩同様に、お腹に包丁が刺さってその場に倒れる。

「あははははは、アハハハハハハハハハハ!!」

真は、俺が倒れたのを見て狂ったように高笑いをする。

「はははははははははは、ハハハハハハハハハハ、もう終わりだ!!
兄さんを刺して、研磨さんも刺した、僕ももうすぐ死ぬ、あはははははハハハハハ!!」

俺は、その高笑いを最後に意識を失った。

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