
黒王子と白王子
第2章 同じクラス・佐藤ゆら
はぁ....彼女になりたいな〜.....
なんちゃって.....
「そんなら、告白しちゃいなよ。ゆら」
「....!?...っけほ...けほ」
「ちょ、ゆら大丈夫!?」
由紀ちゃんがおかしいこと言うからでしょっ!
「告白なんてっ.....むりむりむりっ」
だって、話したこともないんだよ?
話したくても話せないし......っ
「なによ〜前向きなゆららしくないよ?」
「そっ...そんなこと言われてもっ」
やだやだ...っ
考えるだけで顔が熱くなってきたっ!
「んも〜しょうがないなぁ。LI○Eのアカウント貰ってくればいいじゃない」
「へっ...?」
そ、その手があったか〜!
「じゃ、じゃー!頂戴、由紀ちゃん!」
「なんであた....しょうがない。」
やったね!
わたしの得意な子犬ちゃんお願いポーズで由紀ちゃんを落としちゃいました!
由紀ちゃんはわたしにアカウントをくれて、わたしは友達追加しようかと迷っていた。
それを見かねた由紀ちゃんが追加ボタンを押しちゃった!
「ぎゃーー!!!!」
「ゆらが遅いからよ!」
心の準備がぁ〜〜〜!!!
