テキストサイズ

黒王子と白王子

第2章 同じクラス・佐藤ゆら



城崎くんに抱きしめられてる状態だったことを思い出して勢いよく立とうとしたら


パシッ


突然腕をひかれて城崎くんの腕の中にまた入っていった。

そして顔を近付けてきた


!?....キスされる!?!?


「な、なななななっ....!」

「なに?聞こえなかったんだけど。さっきの」


耳元に口をよせて私にそう言ってきた


耳弱いのに....っ


「ぷっ....顔真っ赤。」


笑った......

笑った!?


「きゃああああああああ!!!!!」


そこでいっそう女の子達の声が大きくなった。


「ねー、大丈夫?琉空ー」


すると後ろから金髪の美形、五十嵐くんが顔を出した


ストーリーメニュー

TOPTOPへ