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花音学園完結物語

第6章 ~蘇る夏の海のトラウマ~

「夏海先輩、目が覚めて良かったです」

「俺達、心配したんすよ」

「急に倒れるから、ビックリしましたよ」

「好文君も、みんなも心配かけてゴメンね」

4人に謝ったあと、僕は琥珀君の姿を捜す。

「琥珀君…。」

更衣室の長椅子の上で、目を閉じたまま意識を失ってる琥珀君の姿があった。

「ッ…。」

「夏海さん?」

その琥珀君の姿を見て、また悪寒が襲ってくる。

あぁ、去年の僕もああいう感じだったんだな…。

「ゴメン、大丈夫…。」

去年の僕も、3人にかなり心配かけてたんだね…。

「ねえ、夏海さん
昨日からどうしたんすか?」

「えっ?」

「昨日から時々だけど様子がおかしかったし、今日も様子がおかしくて今さっきみたいに…。」

「別に、何でもないから気にしないで…。」

そう答えると、好文君は僕の両肩を掴む。

好文君の表情は、少し怒っている。

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