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花音学園完結物語

第2章 ~終わりへの始まり~

「あれ?
もしかして、琥珀と珊瑚?」

「「えっ?」」

1人の男子が、もう1人の男子を連れて、少し驚きながら僕と珊瑚君のそばにやって来る。

「もしかして、貴志(たかし)君!?」

「お前、貴志なのか!?」

「そうだよ!
2人共、小学校以来だね♪」

彼の名前は、茂庭貴志(もにわたかし)君。

僕と珊瑚君の小学生の頃の親友。

温厚で穏やかで優しい性格に反して、小学生の頃から空手を習っていてかなり強い。

小学校卒業と共に、父親の転勤で離れ離れになってたんだ。

「でも、転勤で大阪から離れてた筈じゃ…。」

「中3になった頃に転勤が終わって、住んでるとこ違うけどまた大阪に戻って来たんだ~」

なる程、だからこうして再会が出来たのか?

「そうかー♪
まあ、とにかくこれから1年間よろしくなー♪」

「貴志君、よろしくね」

「よろしく~」

その時、僕達のやりとりを見ていた1人の男子が、貴志君の上着の袖を軽く引っ張る。

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