テキストサイズ

花音学園完結物語

第7章 ~好文の思いと珊瑚の告白~

こんな積極的な夏海さん、現在(いま)まで初めてだ。

「僕、不安なんだ…。
明日、またトラウマが蘇ると思うと…。」

「夏海さん…。」

「だから、トラウマを打ち消すくらいに、脳裏に浮かぶ暇がないくらいに…。」
夏海さんは一旦、言葉を区切ってから再び口を開く。

「好文君とのセックスが忘れられないように、激しく何回も何回もしてほしい…。」

「わかりました」

俺は、夏海さんを押し倒して上に跨ぐ。

「本当に良いんすね?」

「うん」

夏海さんに再度確認してから、夏海さんの唇に俺の唇を重ねる。

◇射手座旅館4階・403号室◇

-珊瑚視点-

「琥珀、体調どうだ?
大丈夫か?
しんどくないか?」

俺は、自分のベッドに腰掛けてる琥珀の横に、同じく腰掛ける。

「もう、そんなに心配しなくても大丈夫だよ~」

「でもよー」

「心配性だな~」

琥珀は、そう言いながらもニコッと笑顔を向けてくれた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ