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花音学園完結物語

第7章 ~好文の思いと珊瑚の告白~

「まだ不安なんだよ…。
俺や先輩達に、心配かけないように無理してるんじゃないかって…。」

琥珀は、小さい時からそうだ。

何かあっても、俺や他の友達とか家族に心配かけたくないからって、1人で背負い込んで我慢して苦しい思いをする。

もっと、俺や友達に家族を頼ってほしい。

「本当に大丈夫だよ♪」

琥珀の様子を見ても、我慢してるようにも見えない。

「わかった」

そして、俺は琥珀を抱き締める。

「珊瑚君?」

「本当に良かった…。
俺、琥珀がいないと駄目だ…。」

琥珀がいないと俺…。

「そんな大げさなぁ」

「大げさじゃねえよ!」

「ッ!?」

抱き締めるのを辞めて、琥珀の両方を掴んだまま琥珀の顔を真っ直ぐ見る。

「好きな奴と二度と話せなくなったり、一緒に過ごす事が出来なくなるなんて絶対に嫌だ!」

「さ、珊瑚君…?」

困惑する琥珀に構わず続ける。

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