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花音学園完結物語

第2章 ~終わりへの始まり~

伝えたいけど、伝えれない気持ち。

もし、自分の気持ちを伝えて今の関係が壊れるような事だけは、絶対にあってはならない。

今の関係が壊れて、琥珀と気まずくなるのだけは嫌だ。

もし、琥珀に好きな人が出来たら?

それは、嫌だ。

でも琥珀が笑顔でいてくれて、琥珀の事を幸せにしてくれる奴なら、女だろうと男だろうと誰でも良い。

辛い思いするけど、琥珀のためなら喜んで祝福する。

◇花音学園3階・パソコン室2◇

-夏海視点-

「よし、これで印刷は完了っと♪」

僕は、印刷機から出て来た部の宣伝用のチラシを持つ。

「夏海さん、早速貼りに行きましょう」

「4人で手分けして貼れば、すぐに終わるっすね」

「誰がどの階を担当するか決めましょう」

僕達水泳部のメンバーもそうだけど、他の部の人達も放課後に3階のパソコン室2と、2階のパソコン室1に集まっている。

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