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花音学園完結物語

第5章 ~復活前兆の悪夢~

~夏海の回想~

「好文君は先に…うわっ」

荒波が僕を襲う。

「夏海さん!」

「良いから…好文君は先に…うわっ…ゲホ、ゲホッ…。」

水が口の中に入る。

「うぷっ、うわっ…ゲホッ」

くそッ、足がつって動けないし荒波のせいで、好文君との距離が…。

「はぁ…はぁ…はぁッ…くッ」

ヤバい、僕も体力が…。

「夏海さん後ろ!!」

「えっ?」

好文君の叫び声で、後ろを振り向くと大波がすぐ迫っていた。

「うわあッ!」

「夏海さん!!」

◇射手座旅館4階・401号室◇

-夏海視点-

「夏海さん!!」

「……好文君…?」

また、去年の合宿の夢を見たんだ…。

目が覚めると、好文君が焦った表情で僕の顔を覗き込んでいた。

「夏海さん、すみません…。
なんか、尋常じゃないほどうなされてたので…。」

「別に構わないよ…。
起こしてくれてありがとう…。」

僕は、体を起こす。

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