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花音学園完結物語

第6章 ~蘇る夏の海のトラウマ~

『夏海さん!』

『良いから…好文君は先に…うわっ…ゲホ、ゲホッ…。』

水が口の中に入る。

『うぷっ、うわっ…ゲホッ』

くそッ、足がつって動けないし荒波のせいで、好文君との距離が…。

「はぁ…はぁ…はぁ…はぁっ」

『はぁ…はぁ…はぁッ…くッ』

ヤバい、僕も体力が…。

『夏海さん後ろ!!』

『えっ?』

好文君の叫び声で、後ろを振り向くと大波がすぐ迫っていた。

『うわあッ!』

『夏海さん!!』

「くッ」

僕は、途中で泳ぐの中断して立ち止まってしまった…。

-好文視点-

「夏海先輩…?」

「どうしたんだろう…?」

「おい、立ち止まって俯いたままだぞ…。」

「今朝から様子がおかしかったけど…。」

琥珀達が、途中で立ち止まって俯いてしまった夏海さんを見て、戸惑いながら心配している。

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