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花音学園完結物語

第6章 ~蘇る夏の海のトラウマ~

「夏海さん…。」

本当にどうしたんだよ…?

昨日から様子がおかしいし、何が夏海さんの様子をおかしくしてるんだよ…?

少しして、また泳ぎ出して俺達の元に戻って来た。

「夏海さん、お疲れ様です…。」

「……。」

しかし、夏海さんは暗い表情をしたまま返事をしなかった。

「夏海先輩、どうしたんですか…?」

「ゴメンね、みっともないとこ見せて…。」

「いえ…。」

琥珀の質問に答えず、代わりに謝る夏海さん。

「好文君、悪いけど少しの間だけ抜けるから、あとの事は頼むね…。」

「えっ、ちょっと夏海さん!?
待って下さいよ!!」」

俺の制止も聞かず、夏海さんは海から上がって海の更衣室に向かおうとしていた。

俺達は、慌てて夏海さんを追いかける。

◇射手座島・砂浜◇

「待ってください、夏海さん!」

俺は、夏海さんの腕を掴む。

「……。」

夏海さんは、動きを止める。

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