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大切な人へ

第16章 優しい愛情


彼のものを口に含んでいく...

大きく開けないと入らなくて
歯にあたらないように入れていく

すぐ口が一杯になって
唇を這わせて引き出していく

もう一度入れてみるけど
何かが違う...


『どうしたらいいの?』


「奥まで入れなくていいから...
少し入れてみて?大丈夫?」

言われた通りに彼を見てしてみる

「口の中の空気を減らして...
そう それで唇と舌を這わせて...
もう少し口開けられる?

それで少し吸いながら上がる...」

ゆっくり吸いながら口から抜いていく...

「んっ...そう...上手」


「続けるときは抜き切らずに
そのまま口に入れていく...

唾で滑らすように...そう」

教えてくれる彼の少しゆがむ
表情をもっとみたくて

言われたことを繰り返す



「このあたりをね?」

そう言って私の手を軽く握らせて

「しながらこすると気持ちいいんだよ」


その手をそのままに
また口に含んで一緒に動かす

彼の吐息も表情もずっとまた
熱を帯びているのがわかる....





「もう...離れて いきそ...」


私は始めから離れるつもりなんてなかった
言う事を聞かずに続ける

「あっ...ストップほんとにダメだって」


彼の硬さが一段と増していく

「んっ!!いくっ...」


そう言った瞬間のどに熱いものが飛んだ




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