大切な人へ
第3章 気付き
私は即実行に移し始める。
クラスの委員長というのを利用して仕事を探し
職員室に入った。
担任の席に運んだノートを置く
「おー ありがとう!助かった」
お礼を言ってくれる担任の横は、鈴木先生。
『あの…鈴木先生』
彼がキィっと椅子を鳴らしてこちらを向いた。
(心臓うるさい…落ち着け~‼)
『科学で教えてほしいところがあって…
お願いできませんか?』
今日じゃなくてもいいんでとお願いすると
「じゃぁ明日の放課後は?」
『いいんですか⁉お願いします!』
もの凄くテンションがあがってしまった私を見て
彼がクスッと笑った
ドキッ…
こんなことで明日、私はもつのでしょうか…
大まかな場所を伝えて職員室を後にした
やった~‼先生と2人きりだ~‼
心の中でスキップをふんで帰った