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大切な人へ

第25章 天変地異


「鈴木先生…聞こえましたか?」

「はい…」

「藍野さんは全ての責任を負おうしています…
あなたはどうすべきか…わかりますか?」

…… 。


「今の彼女だけではなく将来の彼女を
見てあげてください…彼女は今大切な時期です」


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私たちは変わるの…?

それよりも先生は大丈夫かな…

先生続けられるよね…?



想像すると血の気がひいていく…

どうしよう

もし彼の人生を狂わせてしまったら

私はどう償えばいいの


償える様なことじゃない




転校や退学は覚悟してたの…
何を失ってもよかったの

でもそんな覚悟は意味がないくらい
ちっぽけなことで…


彼の幸せは


考えられていたの…?


守りたいとか幸せにしたいとか


思ってた私はバカだ…


彼を不幸にしようとしたのは


わたしだったんじゃ…


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