
大切な人へ
第30章 夏への日常
「くるよ。いつでも
会いたいって言われたら俺だって嬉しいし
お前遠慮しすぎ。もうちょっとわがまま言えば?」
ぎゅって彼も抱きしめてくれた
『だって会いたいなんて言ったら
すっごく疲れててもきてくれそうだもん 笑
エースに無理させられません』
今更そんなこと言ってんの?って笑われた
「俺にしてほしいことないの?」
『...聞いてくれるの?』
いいよって優しく言ってくれる激甘くん
内緒話みたいに耳もとでお願いしてみた
いっぱいキスして...えっちしたい
クスッて笑って
やっぱ欲求不満じゃんって言われてしまった
でも彼はお願いを聞いてくれた
いっぱいキスしてくれて ぎゅってしてくれて
すごく幸せで...
だから今日は私がしてあげたいの
『私にさせて?気持ちいいとこ...教えてほしい』
今までの彼とのエッチはいつも彼任せで
私が何かする隙なんて無かった
だから今日初めてこんなこと言ったから
すごくびっくりしてる 笑
いつも私が感じてた幸せをあなたにも感じてほしいから
彼の綺麗な体に指と唇を滑らせていく...
