
飴と鞭と甘いワナ
第7章 episode 2
ァン……気持ちイイ…………
そこかしこを弄(まさぐ)る手のひら、指に翻弄されてく。
逃げる気なんか もうとっくに昂る劣情に削がれてしまってる。
フワフワした酩酊感みたいな心地好さ。
柔らかいベルベットみたいな相葉さんの舌が足の付け根から繁みを掻き分け…舐めて愛撫られてく。
後孔がジンジン疼く。
早く欲しい。
ケツを揺すって強請る。
"オマエのを頂戴"
散々弄ばれた内腿を押し開かれ、先走りに濡れる丸い先に窄ンだ淫蕾を突っつかれンのが焦れったい。
ま、焦らしは俺にとっちゃあ媚薬も同然だけど。
「まー…く…ん…早くぅ…」
"…来て"
自分で自分の膝を外に、これ以上開かないってくらい内股を曝けて待つのは彼の一物を突っ込まれたいから。
淫乱と云われようが、ふしだらと云われようが構わない。
相葉さんがクフンと鼻先で微笑う。
「カズ…エロいわ」
当てがわれた硬い先がヌクンと挿入る…あぁ 来た…次に来る快感を思った…途端に抜けてくソレ。
えっ!?
見てる間に相葉さんは俺から降りるとさっさと身支度を整え出した。
