
飴と鞭と甘いワナ
第3章 scene Ⅲ
遠慮"
って言葉、ニノの辞書にはないのかな?
bottomから引き出されたシャツの裾から一気に胸元まで手が忍び込ん…いや、忍んでない、堂々と、だ。
……てか、なに冷静に分析してンだ!!
それどころじゃないーっ!!
キューを握って伸し掛かられた俺は腕を広げたまンま。
…てコトは胸は無防備 welcome状態。
「なーんか…余裕あるじゃん」
なんて不気味みにほくそ笑むニノ。
「んーっ」
胸の両尖りを指で摘ままれ、転がされて。
愛撫の猛攻が始まった。
ケツに擦り付けられるのはニノのすでにメッチャ固いヤツ。
当り具合から相当デカいんじゃ……てか俺で勃ってンの!?
えっゲイじゃないよね、ニノ。
「ンあっ……ヒャッ…ィャ…」
不意を突く耳朶ねぶり攻撃。
左の突起が解放されたかと思いきや、その左手が下半身をまさぐる。
ベルトから金具の音がする。
「ちょっ…待っ……ニ、ニノ」
呆気なく尻丸出しされて。
満足そうな含み笑いが後ろから聞こえる。
どこで立場が逆転した?
もう分かんない、分かんない、分かんないよーっ
