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やけぼっくい

第15章 15

駐車場に車を止め、階段を上がり展望デッキにでる

結構広く、360度見渡せる作りになっていて、所々にベンチが置いてある。

街の明かりが綺麗な方角はやはり人が多く、望遠鏡もベンチも空いていない。

佳奈「先にこっち見よ」

人気が無い反対側の山の方角の望遠鏡を覗く

真っ暗で何も見えない(笑)

亮太「パンツ見えるぞ」

後ろを振り向くと、ベンチに座り下から覗き込む亮太の姿があった。

怒る気は起きない、半分飽きれながら亮太の隣に座る。亮太は車から持ってきたパーカーを私の脚にかけた。

高台だから少し寒かった
なんでわかったんだろう…

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