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第1章 【cast1】ミク



「へぇ…」


(それは…、意外…)


「なんで?真央ちゃんメール嫌いなタイプ?」


「いや…、最初はマメに連絡取ってたし、たまに電話とかも来てたのに…」


星司はより不満そうな表情をして言った。


「ふぅん…」


俺は「たまに電話もきていた」という部分に若干ヤキモチを妬きながら、星司の話を聞いていた。




「でもいいじゃん、マメに店にも来てるんだし!」


「…まぁ」



星司が「でも」と言いかけたところでルイや他のキャストが到着して、話は中断された。


(でも?…でも、ってなんだ!?)


モヤモヤしたまま食事会が始まってしまった。

 

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