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第1章 【cast1】ミク



全体の食事会が終わって、後は好きにしろーって空気になった時、

俺は星司の様子を見ていた。


俺はいつもは仲良い奴らで飲み直してたけど、今日はそういう気分になれない。


「ミクー、どこ行くー?」

「今日ちょっと寝不足だから帰るわ」

「えぇー、つまらん!」

「また今度ね」


ブーイングを受けながらなんとかやり過ごして、再び星司を見る。


星司は基本的に付き合いが悪いタイプだ。


この日もしれーっと一人で帰ろうとしていた。



 

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