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第1章 【cast1】ミク



「実際どうなの?もうやっちゃってるの?」

「ちょ、何言ってんすか!」


店長がニヤニヤしながら聞いて、星司がわかりやすく吹き出す。


いつもならなんでもないのに、今日は胸がエグラれるようにズキンと痛んだ。


「まぁあれだけ可愛くてねー、会話も上手でマナーも良くて、とことん夜受けするタイプだね」


「夜受け?」


「ん?だから、ホストに好かれるタイプってこと」


確かにホストには、(実際付き合うかをどうかは置いといて)、清楚な子がタイプって奴が多い気がする。


それに、真央は俺達をキチンと人間扱いしてくれる。

誰にも嫌な顔をしないし、気を遣ってくれるし、店長の言うように会話も上手。


だから真央の卓は癒し卓で有名。


 


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