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Cream Puff

第1章 1

~手を繋ぎたい。~

「手」

出してって言うように目の前に差し出されたソレ。

握るのを躊躇ってたら、相葉さんが、

「歩くの遅すぎ。一緒がいいじゃん?」

相葉さんが歩くのゆっくりにすればいいだけの話だけど。

…また、俺は相葉さんに惚れる。

「な~に?その顔。俺、カッコよかった?」

なんて、ドヤ顔で言われたから、

「…うん。カッコよかった。…つーか、カッコいい。大好きだよ。」

って、いつもより、甘めの声で素直に伝えてみた。

…顔、赤くなるのバレバレ。

end

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