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魔王の恋愛事情

第8章 ロールキャベツ男子②


用事が有るなんて…在り来たりな嘘を…会長は信じてくださり…



帰宅の許可をくれた…



私は、私を観察する東口君の行動を予測し…



彼を尾行する――――――…






と、先日子猫が捨てられていた公園に東口君が向かっている事に気がつく…




なるほど…私の通学路にある公園で待ち伏せって訳ですか…




なるほど…




だが、東口君は公園の入り口に黙って立っている…





多分…この先はノープランなのだろう…



時折…不安そうな顔をする…




「大丈夫か?彼は…」





私も…彼を観察する事にする…




もちろん私しは、近くのカフェでお茶をしたり…課題をやりながらの観察ですが…



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