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魔王の恋愛事情

第1章 方言男子①

副会長は、補佐を付ける事も可能と聞いて…


早速、俺に白羽の矢を建てた東口だが…


1年の時同じクラスだった俺は、こいつのバカっぷりに…なんど振り回されたか!!




2年のクラス変えで別になり、面倒から離れられたと思ったのに!!


「ごめん、無理、やりません!」



「…ちょっと、次の作戦出す前に断るなよ!」




俺は、力なく落ち込む東口に追い討ちをかける!




「なぁ〜?大変になるって知ってるなら…生徒会に入らなきゃよかっただろ?相変わらずバカだな…」



「だって…補佐付けれるならいいかなぁ〜?楽かなぁ〜って…」



うゎ!安易すぎ…だからこいつは面倒事に巻き込まれるんだよ!!




「はぁ?補佐目当てなら、別の奴に頼め!俺は、嫌だね!!」




キッパリ言い切ると…東口は俺の足にしがみつく!!




「ま〜な〜〜〜べ〜〜〜〜!
お願い!誰も引き受けてくれないの解ってるから!無理を承知で、ものぐさ王子に頭下げてんじゃね〜か〜!真鍋〜!」




うざい!!うざい!!も〜!!何なんだよコイツ!!



「はぁ?ものぐさ王子…って解っているなら!他、当たれ!」





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