魔王の恋愛事情
第1章 方言男子①
ザワザワ…
「――――――彩羽?大丈夫?」
ザワつきを引き連れ……
真央が俺を心配して廊下に出てきた!
「あ〜…今終わるから…」
「ん?うゎ!誰、外人?!あっ、噂の“魔王様?”ハロー〜〜〜…」
真央は、俺の足元にいる東口に軽く頭を下げる…
東口は、真央を感心しながら立ち上がり、ジロジロみている…
外人だもんな…そりゃぁ、ジロジロ見たくなるよな…
「―――真鍋が…ダメなら……
魔王様!補佐やらね?日本語の勉強になるぞ?」
「はぁ!!」
「――――…?」
俺は、東口の切り替えの早さと提案力のブッ飛びに…驚き!!固まる!