魔王の恋愛事情
第8章 ロールキャベツ男子②
それからと言うもの…
彼は私の側にいる――――…
副委員長の特権を使い…
彼を生徒会補佐にし…
翌年には…副委員長にした…
今年会長になった私にピッタリと寄り添い…
全身全霊奉仕してくれている……
「ところで…東口…
君が選んだ今年の補佐二人ですが―――――…何で、選んだんですか?」
最近、彼が選んだ補佐役二人に…少しだけ懸念を抱いてしまう
「ん?何となくですよ…面白いかな〜って!
彼ら、絶対両思いですよ!?」
相変わらず東口は、笑顔で私を見る――――――…
「あっ、国木田会長!ヤキモチですか?」
私は、東口の言葉を無視し書類に目を移す…
「///大丈夫っすよ…俺は…貴方の下僕…奴隷…性欲処理係で…幸せなんですから!」